野歩きノート

野歩きノート

風に吹かれた答えを探して

オオハクチョウ

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オオハクチョウが飛来したと聞いたので、出かけてみた。
成鳥2羽、幼鳥3羽のファミリーのようだ。
長い首を水の中に突っ込んで、草の根のようなものを食べていた。

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手前の成鳥の首がすくっと伸びている。
これは、私が近づきすぎて警戒させてしまったためだ。面目ない。
スマホのシャッター音に反応したようだ。

宮城県の伊豆沼周辺でマガンの群れを見ていた時も、車で近づきすぎるとマガンが食餌をやめて一斉に首をすくっと伸ばしてしまうことがあった。
野生の生き物との距離感は難しい。まだまだ自分は経験が浅いのだ。
バードウォッチャーとして、まず3,000時間の経験を積めというような話を聞いたが、私はどうだろう。10年で3,000時間、足りてないような気がする。

オオハクチョウコハクチョウの見分けも今ひとつ自信がない。
くちばしの黒い部分が多いのがコハクチョウで、これは黄色部分が多いように見えるのでオオハクチョウ
"オオ"と"コ"だから一緒にいてくれたら大きさでわかるのだろうけれど。
野外で一瞬では見分けられず、首をひねりながらとりあえず写真を撮り、後で図鑑を調べている。

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ちなみに、こちらは別の日、別の場所で撮ったコハクチョウ
正面を向いたくちばしの黒い部分が上の方まであるのがわかる。

上のオオハクチョウの写真と比べてみると、くちばしの先がなんとなく尖って見える。
オオハクチョウのくちばしの先は、やや丸みを帯びている。

 

この日は他にマガモコガモオオバン。後からカルガモが数羽飛来して加わった。