野歩きノート

野歩きノート

風に吹かれた答えを探して

ガマズミを食べてみる

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ガマズミの赤い実がとても美味しそうに見えたので、食べてみました。

ちょっと酸っぱい。でも美味しい。中に種があります。

「子供の頃はおやつ代わりに食べたんだよ」と言われて、なるほどと思いました。

たくさん実っていたので、もう少し熟したら小鳥が食べに来るのでしょうか。

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こちらはマユミの木。
果実のみで、中の種子はほとんど残っていません。

鳥に食べられたか落ちたか…先週はまだ赤い種子をたくさん見かけたのですが。

マユミの実は有毒だそうで、知らずにうっかり食べてみるところでした。残ってなくて幸いでした。

 

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サルトリイバラの赤い実もたくさん実っていました。

実はユリ科で、ルリタテハの食草なのだそう。
ルリタテハの幼虫を探すという来夏の目標がひとつ出来ました。

あ!実を食べてみるのを忘れていました。
宿題がもうひとつです。

ところで、さっき調べるまで全く気づかなかったのですが、これ「がめの葉」なんですね。子供の頃食べていた「がめの葉餅」は、この葉っぱだったのか。

私はかなり大きくなるまで「がめの葉餅」のことを「柏餅」だと思っていました。本物の柏餅は柏の葉を使うのだと知って、ちょっと悔しい気持ちがしたのを覚えています。今にして思えば、関東では柏の葉、関西ではサルトリイバラの葉を使ったというだけのことで、別に悔しがることはなかったんですけども。そういえば柏の木を初めて見たのも、関東へ住んでからでした。