野歩きノート

野歩きノート

風に吹かれた答えを探して

赤い木の実と野鳥とバーダー

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バードウォッチングを始めて間もない頃、先輩バーダーが「鳥が大好きだから美味しいのかと思って食べてみたら、むちゃくちゃマズかった」と、どう見ても食べられそうにない木の実を指しました。

ええー食べたんだ?
バードウォッチャーって、そこまでするんだ?!

と、やや呆れながら聞いていました。

あれから10年、鳥の食べている木の実が今、気になってしょうがないです。 

野鳥写真家の叶内拓哉先生も、この本でも「味は少し渋みがあり、不快な感じがする」「渋くて、おいしいとは言えない」「言葉では説明できないような嫌な味がした」「鳥は不快に感じないのかと不思議に思う」と多彩な表現で食べた感想を書かれており、やはり。と思った次第です。(まずかった感想の方が面白いのですが、美味しそうなものもあります。)

私なぞはまず、その木の実が何なのか、何という木かというところからわからないので、見かけたものをひとつずつスマホや図鑑で調べながらで、調べ終わる頃にはもう実が落ちてしまっていたりします。
とはいえ有毒なものもあるでしょうから、調べずに口にするのはやめておこうと思います。

とりあえずは勤め先に植えてあるマンリョウの実は食べられそうなので、美味しそうになった頃合いをみて試してみます。
なにをもって美味しそうと判断するかは…勘に頼るしかないですね。